書籍・雑誌

2006.06.04

ばかものよ

ふとしたきっかけで、茨木のり子さん(今年2月没)という
詩人を知りました。
この詩がつきささって、離れません。

「自分の感受性くらい」という詩です。

自分の感受性くらい」(花神社 1977年)、
「茨木のり子詩集 落ちこぼれ」(理論社 2004年)ほか所収

わたしはさいしょ、世の中に向かって「ばかものよ」と言っているように読んでしまいました。ゆえに、自分にも突き刺さり、痛みを感じずにはいられませんでした。
しかし、茨木のり子さんは、誰でもない、自分に「ばかものよ」と言い、叱咤し、自分の感性を信じられるように、自分の感性につねにみがきをかけておくように、という気持ちだったのだと思います。
でも、やっぱり、突き刺さります。
自分をみがこうとしていない自分に、いやおうなく向き合わされます。

これを読んでも、何度も声を出して読んでも、でも変わらないのだけれど、
この言葉をおぼえて、思い出すことができるようになったことだけでも、幸せなことだと思っています。

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2004.10.09

自分の本棚を見せちゃうブログ「ブクログ」

友だちの日記を読んでたら、自分が持ってる本を登録すると、Webに自分の本棚が出てくるってサービスがあるって。「ブクログ -WEB本棚サービス-」っていうんだって。

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2004.07.24

「エスクァイア」9月号は「琉球、日々酔郷。」

エスクァイア日本語版」9月号の特集は
Esquire 0409 Cover
島酒に酔う。三線が鳴る。
琉球、日々酔郷。

こんな見出しを見ると、「ああ、それ俺のこと!」って思う人、ぼくの友だちに何人かいそう。
ぼくはまだ3回しか行ったことがない。それもほとんど本島の観光コースっぽいところだけ。
いつか、あちこちの島をゆっくり訪ねて、そんな日々を過ごしてみたいものだ。

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