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2011.09.11

祈り~支援されておられる人々のために

神さま。

あの震災の日から半年を迎え、
このところ繰り返しテレビで、
あの日の見たこともない津波や、のまれる建物、
嘆き悲しむ人々の叫びの声を見聞きするとき、
あの日にテレビを見ていただけの者でさえ、
心臓が高鳴り、涙を流し、
不安と心配でいっぱいになり、
やり場のない憤りが湧き、
落胆したことを思い出します。

そのような中にあって、いち早く立ち上がり、
自分のことや、家族のことはさておいて、
被害をうけられた地域に駆けつけ、
さまざまな活動にとりかかられた方々がたくさんおられました。

自分の家族を亡くし、家を失いながらも、
まわりの人々の、いのちを、生活を助けるために、
求められる所に向かい続け、
求められる務めをなしつづけられた方々が、
たくさんおられました。

全国のさまざまなところから、
とにかく何か、できることをしようと、
被害を受けた場所に赴き、
壊れた建物の片付けをし、
泥だらけになった家の中を、自ら泥だらけになって泥をかき出し、
あるいは流された物を拾い集めてきれいにしたり、
避難所やさまざまな施設での日々の活動を助けたりなど、
その場の人と出会い、寄り添い、
求められることをし、
懸命に、時間と、心と、体と、頭を使って
活動をしておられた方がたくさんおられました。

今もそれらの働きを懸命にし続けておられる方々が多くおられることを、
私たちは知っております。

これまで活動をされていた方、
いまなおその場におられる方の中には、
こころやからだが傷つき、
ほんとうに疲れ果てている方もおられます。

しかし、被害を受けた方に比べれば、と、
使命を感じ、それを押し隠して、
今も必死にその場に留まり、
日々必要なことに取り組んでいる方も
おられるに違いありません。

神さま、どうか、
この尊いお働きを祝してください。
どうか、そのお一人お一人を顧みてください。
あわれんでください。
傷を、疲れを、どうかあなたの御手を置いて癒やしてください。

多くの教会が被害を受け、
あるいはふだん集っていた人々が被害をうけ、
礼拝に来られなくなりました。
さまざまなものが奪われ、
身近な者のいのちが奪われた、その中にあって、
何を語ればよいか、何を語っても心に届かないのではないか、
そのような思いを抱えながら、考えもがきながら、それでも
神さまの御言葉をとりつぎ、語り続けてくださる、
東北各地の教会の先生方をどうぞ祝し、
神さまの癒やしと、守りと、
語るべき言葉を、お導きくださいますように、お祈りいたします。

地震の被害を受けなかった者には、
地震に遭った方々を覚え続け、祈り続ける信仰を、
どうぞお与えください。
天上に帰られた方々が安らかに憩われることを祈り、
心や体が傷ついた方々に癒やしが与えられますようにと祈り、
生活が奪われた方々に、神さまのお支えと、励ましと、
また生きる力をお与えくださるよう祈り、
これらの方々のために働いておられる方々のことを覚え、
またその方々を側面で支えておられる方々のことを覚え、祈ることを、
どうか私たちは忘れないで、続けていくことができるように、
お導きください。

また、私たち一人ひとりが、
災害で被害をうけられた方々のために、
またその場所で活動されている方々を支援するために、
何か一つでも二つでも、行動をすることができるように、
さらに前に一歩踏み出すことが出来ますように、
神さまのお導きを、切に祈ります。

このお祈りを、主イエス・キリストの御名によって、
御前におささげいたします。
アーメン

今日、東日本大震災発生より6ヶ月をむかえ、なくなられた方々の追悼と、被災者への慰め、被災地の再生・復興のための諸教会合同礼拝が、大名町カトリック教会でおこなわれました。福岡のさまざまな教派のキリスト教会からたくさんの人が集まりました。その中から5名が祈る「連祷」(れんとう)にて、祈祷をする機会を与えられました。そのときにしたお祈りです。つたない祈りではありますが、私自身の歩みの証として、ここに記録しておくしだいです。

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