私の体の3分の2くらいはローソンでできているかと思うくらい、ほとんど毎日立ち寄る、家の近くのローソン。
お店のオーナーさんにも、クルー(店員)たちにも顔も名前も知られちゃって、レジでいつも二言三言、四言五言、話して店を後にする。
たまに、新しいクルーの方に当たって、操作に戸惑っていると、「あ、まずローソンパスをスキャンしてから、左上のボタンを押して、画面を押して、カードリーダーに通して、確認ボタンを押して、最後に客層ボタンね。」とかって教えちゃったりして。
もちろんやったことはないが、毎日見ているのでなんとなく覚えてしまうのだ。
なかなかみんな、活発によく働いているので気持ちがいい。
その中でひときわ、まじめで、よく声を出し、言葉遣いもよく、てきぱきと応対し、細い体で店内やレジ裏を飛び回るように動き回って仕事をする、クルーさんがいた。
リーダーのバッジをつけてからは、なおさらしっかりしてきたように思えて、バイトなのにえらいなあ、ちゃんとして、と思いながら、いつしか彼に会いにローソンに寄ってるみたいに、毎日寄るようになった、と言ったらおかしいだろうか。
コンビニなんて、定価販売でばかばかしい、スーパーで買えばいいのに、と昔は思っていた自分からは信じられない気がする。
その彼が、先月末でお店を辞めた。
毎日数十秒か数分しか会わない、それも店員と客の関係でしかないのに、なんだかがっくり。自分でも不思議。
いま思えば、会社や仕事と何も関係がない人と、少しだけど話して、気持ちを会社モードからクールダウンさせてくれ、ほぐしてくれていたのかもしれない。ふつうなら仕事帰りに立ち寄るバーみたいな感じなのかも。
その効用は、きょうも忙しく働いていた何人ものクルーの人たちとの間でも変わらない。どこの店でもこうはいかないと思う。
さきの彼とは、以前、勤務明けにばったり外で会い、少し話したことがある。私より一回り以上若いはずだが、いろいろと苦労をしてきた方のようだ。
いずれはローソンのオーナーさんになりたいくらいの意気込みとやる気を持っていた彼。
ひょんなことから、彼と連絡がとれた。
どうもつぎのステージに向けていまのお店を卒業、ということらしい。
今まで育てて、鍛えてくれたオーナーを越えるくらいに、がんばってほしい。
お世話になりました。これからも応援しています。
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