ネスカフェの「朝のリレー」CMをみて
ネスカフェのCMで、「朝のリレー」というCMがある。
このテレビ好きの私が、あるブログに書いてあったのを見るまで、知らなかった。
あるいは、見過ごしていたのか。
さっそくサイトで見てみた。
この前日本生命のCMの話をしたが、そのときと同じ、谷川俊太郎が書いた詩が使われている。ぜひネスカフェのサイトで見てほしい。
(「朝のリレー」は詩集「あさ/朝」所収(谷川俊太郎=文、吉村和敏=写真 アリス館 2004年)
夜から朝になるときの、静かな、でも確かな動き。
夜の闇の静けさではなく、朝のにぎわいでもない。でも、しーんとした朝ではない。
ざわざわっとしてくる、その一歩手前、そんな情景が浮かび上がってくる。
最初そういうことを感じていた。
何度も読んでみた。
いや、1日のはじまりである朝は、自分と関係なく、勝手にやってくるもの、ではない。
「ぼくらは朝をリレー」し、ぼくらは「交替で地球を守る」のだ。
床に入り眠りにつくときに、そのとき朝を迎えようとする誰かに、
朝を送っているのだ。
そして、誰かが必ず、自分が送った朝を、受けとめているのだ。
誰かはわからないかもしれないし、具体的に誰かわかってるかもしれない。
でも、「朝をリレー」することは、「交替で地球を守る」ということ、
この地球でのあらゆることは、すべて、
自分と関わりがあることで、いや、
自分が関わっていることなのだ。
自分は受け手ではない。夜がすぎて朝がくること、
自分に朝が来ることだけではなくて、誰かのところに、確かに朝がくること、
それも、自分のこと、なんだね。
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