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2003年4月

2003.04.06

ふわっとした、あたたかな春に

この前まで、仕事の行き帰りにはコートを着て、縮こまってとぼとぼと 歩いていたのに、ある日突然、コートが短いので済むようになる、そし て、コートがいらなくなる‥‥。その違いはちょっとしたことなのです が、でもそれは、ある日突然やってきて、あ、春になってきたなあ、と 感じます。

そそくさとバスで行き来していたのが、なんだか歩きたくなります。
いつもの道を歩いていても、冬だとしーんとしていたような気がするの に、なんだかざわざわっと、いろいろな音が聞こえるようになるような 気がします。なぜでしょうね。あたたかくなって、植物も、動物も、空 気も人も、いろんなものが動きはじめている音なのかもしれません。 春がくるのって、そんな感じな気がします。

暑くなく、寒くない。あえて言うなら、ふわりとした、心地よい、あた たかさ。
そういう空気を感じる時期って、ほんの少しの間しかありませんよね。

風が吹いて、はらはらと散る桜を見て、ちょっと昔のことを思い出して 感傷的な気持ちになったりもします。
歩いていて、初々しくスーツを着た新入社員っぽい人たちとすれ違った り、木々が芽吹いてきたり花が咲いたりするのを見て、日常に埋没して いる自分の背中をぽんと押してくれて、もっと前向きに、もっとよい方 向へ歩いていくように、と励ましてくれているような気持ちになったり もします。
春って、自分の頭の中も、あらためて回転数があがってくるというか、 そういう季節なのでしょうか。

春になると聞きたくなる、つい頭の中でプレイバックされる音楽という のが、いくつかあるんです。ぼくの場合、歌詞と言うよりはメロディだ ったり、単に春ごろに聴いていたからとかなんですけれど。
マイナーな曲で、古い曲がほとんどなんですけど、ちょっとご紹介して みたいと思います。ご存じの曲、ありますでしょうか?

◆1974/Amy Grant

以前クリスマスの曲を紹介したときにも取り上げたエイミー・グラント。
ギターの音が印象的。なんかあたたかい春が来たなぁ、って感じがする んです。歌詞はたぶん関係ないですけど。
(アルバム「自由の歌」(原題「Lead Me On」)1988年)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005FM93
http://www.amygrant.com/pages/ontherecord/leadmeon.htm

◆LOCH SENU/LANPA

独特の浮遊感ある歌詞とメロディが、ぼくにとってはなんかなま暖かい 春を思わせる、ランパの「ロッホ・セヌー」。FM802でいっとき(って もう10年くらい前だけど)よくかかっていたような。
LANPAは'94 年に解散、ボーカルの平松八千代さんはいま「SOY」とい うグループで活動、ゴンチチやかの香織のライブにコーラスで参加して いたこともあるそうな。
(アルバム「水の上のPEDESTRIAN」)テイチク TECN-28074 1991年)
http://www.bitmap.co.jp/test/um/polydor/artist/soy/
http://www.aloha.co.jp/NEO_ALOHA/html/ARTIST/HIRA.htm

◆花水木/槇原敬之

最後のデートを歌った歌なのだけれど、それに限らず、別れたり、何か から離れていくというシチュエーションになるといつも思い出す曲なの です。春ってそういうことが多いような気が。
(アルバム「PHARMACY」WEAミュージック WPC2-7511 1994年)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HII4/
http://www.warnermusic.co.jp/artists/domestic/makihara/

◆CAFE BOHEMIA (INTERLUDE)/佐野元春

歌のない1分55秒のインストゥルメンタルだけど、なぜか昔からこの曲 に強くひきつけられます。ざわついた都会の夜、虫たちが鳴く夏の夜の 原っぱ、熱い太陽に照りつけられる夏のビル街、聴く時と場所によって さまざまな風景が僕の頭の中には浮かび上がってくるんです。
(アルバム「Cafe Bohemia」EPICソニー 32・8H-100 1986年)
http://www.moto.co.jp/works/album/ESCB1325.html

◆朧月夜/槇原敬之

ご存じ文部省唱歌「おぼろづきよ」。♪なのはーなばたけーに、いーり ーひうすれー で始まる歌です。 槇原さんが歌う歌声と、ちょっとアジ アンでゆったりしたアレンジの演奏が、春の夜のイメージにぴったり。
(アルバム「Listen To The Music」ソニーミュージック SRCL4387 1988年)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005G7E6/

◆Wrong Impression/Natalie Imbrulia

オーストラリア出身でUKで活躍するアーティスト、ナタリー・インブ ルーリア。 ぼくはスカパー!の食チャンネル(現Foodies-TV)の番組 案内のBGMでいいなと思って初めて知りました(きっかけが細かくて すいません)。聞き飽きないライトなポップスかと思いきや、でも歌詞 はちょっと重かったりするんだけど、その対比がまたおもしろかったり 彼女のいいところだったりするのかな。
(アルバム「White Lilies Island」BMG BVCP-21229 2001年)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005ONVY/
http://www.natalie-imbruglia.co.uk/
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B00005YX34/
♪試聴できます…http://www.amazon.com/exec/obidos/clipserve/B00005YX34001005/

◆Winter Games/David Foster

名アーティストであり、名プロデューサーであるデイヴィッド・フォス ター。オフィシャルサイトの「audio player」にアクセスすれば、彼が どれだけのすばらしいアーティストをプロデュースしているかは瞭然。
彼のピアノとオーケストラのセッション。ちょっと前まで、FM802の、 ヘッドラインニュースのBGMだった曲です。
(アルバム「The Symphony Sessions」Atlantic/ワーナー 32XD-862 1988年)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HEC5/
http://www.davidfoster.com/
http://www.amazon.com/exec/obidos/tg/detail/-/B000002ILU/

◆Avenue~あの頃のボクたち/the Garden eel

To Be Continuedという僕の好きなグループがあったのですが、それが 活動休止して、ボーカルの岡田浩暉が、作曲や編曲、プロデューサーとして活躍するTatsuyaと結成したグループのデビューシングル。 ギターと伸び伸びした岡田のボーカルが、春 の晴れた空に向かって元気出していこう! って感じにさせてくれます。
3月初めまでやっていた TBS の昼ドラマ「愛の劇場・またのお越しを」 の主題歌で、岡田も準主役としてイタリアンのシェフとして出演してい ました。
(シングル ユニバーサル UPCH-5161 2003年)
http://www.universal-music.co.jp/garden_eel/
♪試聴できます…http://www.universal-music.co.jp/meta/umkk/clip/universalj/garden_eel/upch5161_01.asx
http://www.tbs.co.jp/ainogekijyo/matano-okosiwo/

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